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そもそも。Fender
Bassman アンプの検証してる最中に、LIVE ALBUM
に収録されている名曲Mean
Mistreaterのピアノの音が、ステージ写真ではFender
Rhodes Piano
だけど、どう聴いてもホントはウィリッツアーなんぢゃないか。という論争から、このめくるめくヴィンテージキーボードの迷宮に引き込まれてしまったのでした。
なので Fender
Bassman
→ KORG 01W/FD →
Fender
Rhodes Piano
と読破して頂かないと、このウィリッツアーの写真を見て、「おおっ!遂に登場かぁ!」とはならないかな?
これがFender
Rhodesと並ぶエレピの銘器、ウィリッツアー
200Aです。Rhodesはコロンコロンとしたキラビヤカな音で、ウィリッツアーはMean
Mistreaterの音。というのが、GFRしかモノサシのない私のイメージです。
クレイグフロストはこれと同じウィリッツアーです。
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そしてFender Rhodes の検証で明らかになった通り、Rhodes
をWESTにつなぐと、あのLIVE ALBUM の Mean
Mistreaterの“ウィリッツアーみたいな”音になると判明したのですが、「じゃあウィリッツアーをWESTにつないだらどうなるんだろう?」と。
つまり、一挙公開となったハモンドもクラビもメロトロンも、この壮大なる御題、“ミーンミストリーターの謎”の検証つ・い・で・に、ハモンドもWESTにつないでみよう!みたいなノリだったのが、気付いたらクレイグフロストの機材全ての検証にまで発展して、爆音でしびれるわ、クラゲはでてくるわ、物凄い事になって。
「アレ?ハモンド、ウィリッツアー、クラビネット、メロトロンって、クレイグフロストの使用機材そのものじゃん。」って、さんざん音出し終えてから気付いたワケ(笑)
そしてわかったのは、MARK師匠の弾く
Rhodesピアノの音はWESTによってウィリッツアーに似ていて、クレイグフロストはウィリッツアーそのものを愛用していて、つまりGFRサウンドには、コロンコロンとキラビヤカなエレピサウンドは似合わない。ウィリッツアー的な音がハードロックバンドGFRのエレピサウンドなワケです。
Caught in the act の Railroad で聴けるピアノの音がウィリッツアーです。
アメリカンバンドのプロモーションビデオでクレイグが右手で弾いているのはウィリッツアーではなく、Hohner
Pianet N型
ですがハモンドと重なっているPianetの音色を聞き分けられません。
なので、私の中ではMARK師匠はRhodes、クレイグはウィリッツアーという事になっています。
あ。WESTにウィリッツアーをつなぐと。。。。。。
やっぱりMeanMistreaterの音がしました(笑)。
つまりあれはWESTの音なのか。。。
ならば。と、試しに古いRolandのシンセに内臓されているエレピ音で試してみましたら、やっぱりあの音がしましたし(爆)
が。WESTが無くても、Mean〜の音が出るのはウィリッツアーだけ。
そのうえRhodesより小さくて軽いので運搬しやすいし、鍵盤も軽くて弾き易いし、音はGFRだし、これは本当に素晴らしいエレピです。
パーフェクトにメンテナンスされた内部はこうなっています。
木製の鍵盤、木製のハンマーによる抜群のアクションを誇る構造はフェンダーRhodesよりもコンパクト且つ軽量に作られています。
その木製ハンマーで叩く“音叉”の音をピックアップが拾うワケです。
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がしかし。その“音叉”は強く弾くと折れてしまうらしく、ロックンロールなピアノプレイをガツンと弾くと即チューニングが狂ってしまうそう。
ニモかかわらず。強烈なタッチで「砕けろ!これぞロック。」というプレイを身上とされているので、この日も一本ご臨終となりまして、その折れかけたヤツを一本、ケータイストラップ用に頂いてきたのがコレです。(笑) |
本体を覆う上カバーの左右にカーステレオ用のようなスピーカーが取り付けられていて、このスピーカーから出る音もまた素晴らしい。
外部アンプを使わず、ライン録りせずに、このスピーカーの前にマイクを立ててレコーディングに使うケースもあるそうです。
中央の基盤回路はヴァイブラート用で、エレピらしいイカす効果を得られます。
う〜ん。ボクのフェンダーRhodesステージMarkTにはヴァイブラートもスピーカーも付いてないのに、重さは2倍。
やっぱりウィリッツアー、いいです。
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